ウッドベリーからの旅立ち

ワシントンD.C.へ向うには北東へ向わなければならない。
ルート85を北進するのが一番の近道だ。

 

州道85号での戦い

 

エイブ・ギャレット・スーザン・ベンジャミンたちと共にルート85をD.C.へと向うことになった。
道は、いつどこからウォーカーが襲ってくるか分らないありさまで、ウォーカーが現れる度にベンジャミンが大声を上げる。
その声に引き寄せられて、またウォーカーが現れ、この悪循環をエイブが嘆いていた。

 

ベンジャミンは訓練を受けたはずなのに反乱を起こそうとした罰として連れて来たのはいいが、まったく足でまといなヤツだ。

 

敵はウォーカーだけではない。
ルート85を縄張りにしているサバイバーたちから攻撃を受けた。
ここへ来てギャレットが、攻撃を受けているのは自分たちではなく、相手だと言い出した。
確かに縄張りに入り、攻撃しているの俺たちだが、オレたちには攻撃の意思はない。しかし、侵入して来る者を放って置く訳もない。

 

問題なのは、このD.C.へ向うことに意義があるのかと感じだしたことだ。
わざわざサバイバー同士で殺し合う必要があるのか?

 

D.C.に行けば分ることだ!

 

エイブもオレも決心は変わらない。
この状況を変える為にD.C.へ向っているのだから。

 

ウォーカーを排除しつつ、サバイバーを撃退していたが、やがてスーザンが姿を消してしまった。
ほかのグループに掴まったのかもしれない。
仲間は見捨てることは出来ないので、道沿いと川沿いの二手に分かれて捜索を開始した。

 

オレは道沿いを探索した。
ところが…捜索も空しく、道の真ん中にスーザンの首が串刺しにされていた。
ギャレットが弱腰になっていたが、犠牲が出ることは出発前から分っていたことだ。
できることなら、ほかのサバイバーたちとの交戦は避けたいが、仲間の首を串刺しにするようなヤツらだ。通してくださいと頭を下げても無駄だろう。
なにより許しては置けない。D.C.へ行くには、この連中を撃破していかなければならないようだ。

 

激戦の末、俺たちは勝利した。

 

州道85号

 

撃退したサバイバーたちが持っていた物資を回収しながらギャレットがつぶやく。
「…こんなこと繰り返したくない」
同時にスーザンが持っていたシャベルを見つけた。
オレたちは進むしかないのだ。


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